英検準1級(scbt)に一発合格した私のおすすめ参考書を紹介します!
★最初に結論★
1最短攻略3か月英検準1級合格スケジュール表

2おすすめ勉強法
1 単語帳
英検の勉強の中で、最も苦しく最も効果的な方法はこのでる順パス単を頭に叩きこむことです!この参考書はでる度ABCと熟語編の4項目で成り立っています。
1か月毎にABCの3項目をインプットすることで試験にぎりぎり間に合わせることができます。
正直私は熟語編は捨てました。( ´艸`)
大問1の25問中、熟語問題は4問です。
この4問のために、熟語編インプットの時間を割くことは正直タイパが悪すぎると思います。なにせ、単語をインプットするにもかなりの努力が必要です。
単語について、私は語呂合わせで覚えました。「decadence 覚え方」と検索して、直接語呂の内容をテキストに書き込み何度も復習することで頭に叩きこみました。
※ 「decadence」→「刑事・ダンスホールで堕落」→「意味・堕落」♥などです。
decadence | 堕落【=corruption】 | The preacher denounced the decadence of the media. | 牧師はマスコミの堕落を公然と非難した。 |
(刑事、ダンスホールで堕落) |
おすすめのサイトはこちら→ごろたんです。
でる順パス単の単語は、空所補充の大問1のためだけでなく、特にリーディングやリスニングの問題のために必要です。リーディングの問題は、単語がわかりさえすれば何となく文章全体のニュアンスがつかめます。また、リスニング試験では、そもそも単語の意味を知っていなければ絶対に聞きとれません。
1か月目でインプットしたでる度Aを武器に、2か月目でリスニングとリーディングの演習に進むことをおススメします。
でる度BとCのインプットまで待っていたら時間が足りなくなります。一方で、英検準一級レベルの単語を一つもインプットせずにリーディングやリスニングの演習に突入することも無謀です。

でる度Aで学んだ単語がリーディングの文章等に出てきて、「あ!これ見たことある!」でも意味を思い出せない…という場面に何度も遭遇しました。でもそこで悔しく感じた単語は、その後確実に脳に定着します!
2 ライティング
ライティングの攻略法は頻出分野の模範解答を頭に叩きこむです!
chapter6とchapter7に実際の模範解答が掲載されています。目次の頁の中で、同じような分野の問題を抽出し、まとめてインプットする練習を繰り返しました。
(環) | 環境保護を経済発展よりも優先すべきか |
(テク) | クローン技術を発展させるべきか |
(テク) | 宇宙開発を推進すべきか |
(環) | 絶滅危惧種を絶滅から救うことはできるか |
「クローン技術は発展させるべきか?」と「宇宙開発を推進すべきか?」の二つは、テクノロジー分野としてまとめて目次の隣に(テク)として記載します。
このように目次を研究すると、どういった分野が頻出されているかが自ずと見えてきます。
ライティングの問題はたった1問ですが、ここで叩き込んだ内容は二次試験・面接の第2・3・4問の演習でも使いまわせます。
例えば、経済分野で地域経済の活性化というようなお決まりの回答があるのですが、「boost the local economy」のコロケーション(頻繁に共に使われる単語の組み合わせ)が頭に入っていると、面接試験の際に自然と口から出すことができます!
なお、chapter6.7以外も本当に役に立つ内容が含まれているので、頭に叩きこむ必要はありませんが、本として読んでおくとライティングに対する理解が深まります!
Chapter 1
英検準1級ライティングの概要と攻略法
Chapter 2
必勝フォーマット&必須つなぎ表現をマスター
Chapter 3
要注意! 文法・語法の頻出ミスランキング
Chapter 4
必須! 類語の使い分け重要度ランキング
Chapter 5
キーアイディア作成特訓
Chapter 6
アーギュメント力UPトレーニング
Chapter 7
実戦問題にチャレンジ!
3要約
要約問題のポイントはsynonym(同義語)を活かして要約の型を身に付ける!です。
ライティングでは①序論②本論(3段落)③結論を書くことが求められますが、逆に要約はこの①~③を一つにまとめることが求められます。そして、全く同じことを書いて良いのではなく、同義語や類義語を使って短く表現する力が必要です。
この本はその要約方法が書かれているだけでなく、問題数も豊富です。ライティングと違って丸暗記は通用しないので、演習を繰り返して型を身に付けることとsynonymの知識をインプットすることが効果的な勉強法です。
4二次試験面接
二次試験面接もライティングと同様ナレーション問題に関しては頻出表現の模範解答を頭に叩きこむ+受験者自身の意見を問う質問は頻出分野の模範解答を頭に叩きこむです!
ナレーション問題も分析していくと、定番ストーリーの似たような表現が使いまわせることに気づきます。①署名を募って何か実現する系②売上を伸ばしましたって発表する系などです。
ある程度インプットができたら、実際に動画を利用してアウトプットしてみます。事前に答えを覚えていても、動画を見ると慌ててなかなか言葉が出てこない状況に陥ってしまうと思うので、最後の模試の参考書に行くまでにこの本の動画で練習して場面に慣れることをおすすめします。
5リーディング
リーディングはとにかくアウトプットすることで目を鍛えることをおすすめします!
リーディングに関しては、古くて安価なこっちの参考書でも十分対応可能です。
6リスニング
正直リスニングは一生懸命がんばっても最も点数につながらない科目の一つです。
したがって、知ってさえいれば答えられる知識を入れ込むことが重要です。
例えば、イギリス英語でスケジュールをシェジュールと発音している問題があります。そこさえ聞き取れれば解ける問題等を取りこぼさないように気を付ける必要があります。
7模試
最後の1か月は、この参考書を使って模試の通し稽古を行います。SCBTで受験する方は、二次試験面接の問題をパソコンで受けると思いますが、この参考書を使えばほぼ同じ環境で二次試験面接練習を行うことができるのでおススメです!
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